ベンスナイダーとオデンダールドイツGP初日の走りで自信を深める

2019シーズンの折り返し地点となる第9戦ドイツGPが、同国東部のザクセンリンクサーキットで始まりました。午前のフリープラクティス(FP)一回目と午後のFP2を終えて、NTS RW Racing GPのボ・ベンスナイダーとスティーヴン・オデンダールは、大いに自信を深める一日になりました。両選手の初日総合順位は上位ポジションではありませんでしたが、FP1ではふたり揃ってほぼトップテン圏内の位置で走行していたことで良好な手応えを掴み、金曜日のセッションをポジティブに締めくくりました。

温度条件が上昇した午後のコンディションでも、両選手は午前とほぼ同様のタイムで走行しましたが、結果として相対的なポジションは下がることになってしまいました。今日一日の走行で収集したデータを分析し、明日はチーム一丸となってさらに充実した内容の走行を目指します。

ボ・ベンスナイダー選手コメント

(FP1:10番手、FP2:23番手 総合22番手)
「今日のFP1はうまく進んだ。前回のアッセンが厳しい内容だっただけに、セッション開始直後からいい感触で走り出せたので良かったと思う。午後も同じようなペースで走れたけれども、残念ながら新品タイヤを入れたときにタイムを上げることができなかったんだ。選手同士のタイム差が詰まっているので、今日はこの順位になってしまったけれども、バイクはまだもう少し詰めていきたいところがあるし、今日の自分の走りの映像もしっかりと見直してライディングをよくしていけば、明日はもっと上げていけると思う」

スティーヴン・オデンダール選手コメント

(FP1:20番手、FP2:26番手 総合26番手)
「今朝のセッションでは安定してトップテン圏内で走ることができた。でも、最後に狙いどおりタイムを上げられなかったのは残念だ。セットアップの変更があまりうまく行かなかったことも一因なので、明日はその部分を元に戻して、予選ではQ2に進出できるよう全力を尽くすよ」

(Source: NTS)

(Photo courtesy of NTS)