ピレリ(Pirelli)スーパーポールレースでレイ、レース2でデイビスが優勝 SCXタイヤが確かな性能を発揮

ラグナ・セカでのレース最終日が終わり、レイが今週末に2勝、デイビスが1勝を遂げた。レイはレース1での優勝に続いてスーパポールレースでも優勝。しかしレース2ではデイビスのスピードについていくことは出来なかった。アルヴァロ・バウティスタはレース1、スーパポールレースで転倒、レース2ではリタイアとなった。

シーズン序盤にタイトル獲得候補となっていたバウティスタだが、現時点ではレイが6レース連続で優勝し、チャンピオンシップのリードを81ポイントに拡大している。今後のチャンピオンシップに関してはバウティスタはレイが連続して表彰台を逃すなどしないと厳しい形となった。若い才能として注目すべきはトプラック・ラズガトリオグルで、彼はレース1、レース2で3位、スーパーポールレースで4位となった。

ピレリ(Pirelli)は今回のSCXタイヤのラグナ・セカにおけるパフォーマンスに満足している。これは今年からピレリが投入したタイヤ。プレクオリファイアーとしてスーパーポール、スーパーポールレースで使用されることを前提としたタイヤで、10周のスーパーポールレースだけでなく、25周のレースディスタンスにおいても素晴らしい性能を発揮した。

スーパーポールレースはジョナサン・レイがポールポジションからスタート。1周目にアルヴァロ・バウティスタはトプラック・ラズガトリオグルとの接触で転倒。その後2周目にデルビアンコとビーチがコークスクリューで接触。レースは赤旗で中断された。この転倒劇に巻き込まれた3名はレース再開時にグリッドに並ぶことが出来ずレースを終えた。

レース1同様にレイはリスタート後のレースでも素晴らしいスタートからリードを広げ、2位のチャズ・デイビスに2.5秒差、3位となったトム・サイクスより3.6秒差で優勝。ラズガトリオグルは4位、ファクトリーライダーのレオン・ハスラムを上回った。

スーパーポールレース結果

1) J. Rea (Kawasaki Racing Team WorldSBK / Kawasaki ZX-10RR)
2) C. Davies (Aruba.it Racing – Ducati / Ducati Panigale V4 R)
3) T. Sykes (BMW Motorrad WorldSBK Team / BMW S1000 RR)
4) T. Razgatlioglu (Turkish Puccetti Racing / Kawasaki ZX-10RR)
5) L. Haslam (Kawasaki Racing Team WorldSBK / Kawasaki ZX-10RR)
6) A. Lowes (Pata Yamaha WorldSBK Team / Yamaha YZF R1)
7) L. Baz (Ten Kate Racing – Yamaha / Yamaha YZF R1)
8) J. Torres (Team Pedercini Racing / Kawasaki ZX-10RR)
9) L. Mercado (Orelac Racing VerdNatura / Kawasaki ZX-10RR)
10) M. Van Der Mark (Pata Yamaha WorldSBK Team / Yamaha YZF R1)
11) S. Cortese (GRT Yamaha WorldSBK / Yamaha YZF R1)
12) M. Reiterberger (BMW Motorrad WorldSBK Team / BMW S1000 RR)
13) M. Rinaldi (Barni Racing Team / Ducati Panigale V4 R)
14) E. Laverty (Team Goeleven / Ducati Panigale V4 R)
15) R. Kiyonari (Moriwaki Althea Honda Team / Honda CBR1000RR)
16) M. Melandri (GRT Yamaha WorldSBK / Yamaha YZF R1)
NS) A. Delbianco (Althea Mie Racing Team / Honda CBR1000RR)
NS) J. Beach (Attack Performance Estenson Yamaha / Yamaha YZF R1)
NS) Á. Bautista (Aruba.it Racing – Ducati / Ducati Panigale V4 R)

レース2で優勝したのはチャズ・デイビス。彼はレース1と異なり、ジョナサン・レイと同様のタイヤを選択。ターン1でレイをイン側から追い抜くとリードを広げ、そのままチェッカーを受けた。このオーバーテイク以外は、フロント集団のライダー達の順位は変わらずレースを終えた。

レース1、スーパーポールレースで優勝したレイは、デイビスから3秒以上離されて2位を獲得。3位はトプラック・ラズガトリオグルで、再び独立チーム1位となった。4位はアレックス・ロウズ、5位トム・サイクス、6位レオン・ハスラムとなっている。

アルヴァロ・バウティスタはスーパーポールレースの転倒の後にレースに参加したが、マイケル・ファン・デル・マーク同様に途中でピットに戻りレースを終えている。

レース2結果

1) C. Davies (Aruba.it Racing – Ducati / Ducati Panigale V4 R)
2) J. Rea (Kawasaki Racing Team WorldSBK / Kawasaki ZX-10RR)
3) T. Razgatlioglu (Turkish Puccetti Racing / Kawasaki ZX-10RR)
4) A. Lowes (Pata Yamaha WorldSBK Team / Yamaha YZF R1)
5) T. Sykes (BMW Motorrad WorldSBK Team / BMW S1000 RR)
6) L. Haslam (Kawasaki Racing Team WorldSBK / Kawasaki ZX-10RR)
7) L. Baz (Ten Kate Racing – Yamaha / Yamaha YZF R1)
8) J. Torres (Team Pedercini Racing / Kawasaki ZX-10RR)
9) M. Melandri (GRT Yamaha WorldSBK / Yamaha YZF R1)
10) M. Rinaldi (Barni Racing Team / Ducati Panigale V4 R)
11) L. Mercado (Orelac Racing VerdNatura / Kawasaki ZX-10RR)
12) E. Laverty (Team Goeleven / Ducati Panigale V4 R)
13) M. Reiterberger (BMW Motorrad WorldSBK Team / BMW S1000 RR)
14) S. Cortese (GRT Yamaha WorldSBK / Yamaha YZF R1)
15) R. Kiyonari (Moriwaki Althea Honda Team / Honda CBR1000RR)
16) J. Beach (Attack Performance Estenson Yamaha / Yamaha YZF R1)
17) A. Delbianco (Althea Mie Racing Team / Honda CBR1000RR)
RT) Á. Bautista (Aruba.it Racing – Ducati / Ducati Panigale V4 R)
RT) M. Van Der Mark (Pata Yamaha WorldSBK Team / Yamaha YZF R1)

スーパーポールレースにおけるWSBKライダーの使用タイヤ

スーパーポールレースではライダー達のタイヤ選択にはバリエーションがあった。ほぼ全てのライダーはスタンダードSC1 125/70(オプションA)を使用し、リアにSCX(オプションX)を使用した。例外となったのはジョナサン・レイ、ラズガトリオグルで、2名の選手はY0446 SC0デベロップメントソリューションを使用。清成はフロントにSC1、リアにX1071 SC2デベロップメントタイヤを使用している。

リスタート時にはラズガトリオグルはリアにSCXタイヤを使用し、これによってリアにY0446 SC0を使用したのはレイのみとなった。またデルビアンコもリスタート時にはX1071 SC2デベロップメントタイヤを使用している。

レース2におけるWSBKライダーの使用タイヤ

レース2でのタイヤ選択はレース1から多くの選手が変更。リアにはデイビスがSCXからY0446 SC0デベロップメントタイヤに変更、ラバティーはSCXからSC0へと変更した。メルカド、レイテルバーガー、ビーチ、清成はSCXを使用。フロントは清成以外の全員がSC1 125/70を使用している。

(Source: Pirelli)

(Photo courtesy of Pirelli)