マルケスと絡んだことで大きくタイムを失ったロッシ。予選の中でレースさながらのオーバーテイク合戦を繰り広げたのだから無理もない話だ。お互い過去に何度もこういった出来事が発生しており、今回もまた色々と波紋を残しそうだ。

バレンティーノ・ロッシ

「FPで素晴らしいペースでしたのでこの予選結果は残念です。予選ではソフトタイヤで問題を抱えてしまいました。1周目は悪くなかったんですが、その後渋滞にハマってしまいました。7番手スタートは厳しいですね。2列目ですらないんですから。ただペースは悪くありませんので最大限の力で挑みたいと思います。マルケスとの件に関しては2本目のタイヤでプッシュしていたところだったんです。彼がターン1で自分をオーバーテイクしたことでかなりタイムを失いました。その後彼はトラックリミットを超えていますから、そこで彼がスローダウンすると思ってインサイドにいたんです。ブレーキングで彼を抜こうとしましたがワイドになってしまいました。最後のチャンスだったのでプッシュしたんですが、7位に終わってしまったんです。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)