アラゴンの結果は良かったものの、MotoGP参戦から変わらぬ開発の遅さに関する話題が増えてきたアプリリア。資金量も会社の情熱も桁違いのKTMと比べるのは酷だが、アレイシ・エスパルガロ自体もアプリリアにさらなるリソース投入を求めている。アラゴンのレースをこの先のレースで再現出来るかが問われる。
アレイシ・エスパルガロ
「アラゴンは良い形でしたけど、バイクが合ったという印象を受けます。今週末に良いエネルギーを引き継いでいきたいですね。残念ながら今年も戦力は低いと言わざるを得ず、3年間状況が変わらないと流石にモチベーションの維持は難しいです。来年は新しいエンジニアが沢山MotoGPプロジェクトに参加するようで嬉しいですね。アラゴンでトップ7でしたが、トップ10は常に狙えるはずです。ピアジオ、アプリリアにはその力があると思います。」
「アプリリアは今まで小さいチーム同様のアプローチで、1戦の結果を見てきました。でもファクトリーとしては更に先を見て、この先何を必要としているのかを考えて改善を続けていくことが重要です。他の有名メーカーと戦うにはチームレベルの引き上げが必要です。アプリリアは複数タイトルを持っていますが、MotoGPタイトルは持っていません。過去にはないアプローチをしていくことが重要なんです。
(Source: Aprilia)
(Photo courtesy of michelin)