今回でMotoGPライダーとして最後のマレーシアでのレースとなるハフィズ・シャーリンは、今回のレースは目標を定めず楽しむことを優先事項としてレースに挑みたいと語る。来年のMoto2はシャーリンにとって新しいバイク、新しいエンジンでの参戦となる。

ハフィズ・シャーリン

「ホームGPは最高ですがプレッシャーがかかるのもまた事実です。ファンも期待していますしね。この2日間はライダー達がチームでサッカーをしたわけですが、今自分が他のライダーに勝てるのはサッカーだけですから(笑)スペインでの小排気量カテゴリーでファビオ、ジャックとも戦ってきて、誰もが勝利を目指しているんです。今回のサッカーで少しモチベーションを回復することが出来ました。」

昨年はセパンで最後尾からスタートして10位でレースを終えましたが、これは本当に嬉しかったですね。自分にMotoGPのチャンスを与えてくれたテック3には感謝しています。来年は新たなチャレンジでMoto2に参戦します。新しいバイク、トライアンフエンジンのパワフルなバイクです。楽しんでレースが出来ればと思いますし、皆に笑顔を与えたいですね。

「今回のレースでは特に目標を定めず、とにかく楽しむことを優先しています。前回のレースはリアタイヤの摩耗のコントロールがうまく出来たと思います。今回はセッション開始からレースまで良い形にしていきたいと思います。天候は読めませんが、来年Moto2に参戦するまでの2戦はベストを尽くしていきたいと思います。しっかりとスコアを獲得していきたいですね。」

(Source: tech3)

(Photo courtesy of michelin)