カワサキはEICMAにおいて、bimotaの株式の49.9%を取得したことを発表。bimotaはカワサキの傘下で経営再建を図ることとなる。(※カワサキ子会社のKawasaki Motors Europe N.Vが、bimotaの再生支援、bimotaの車両製造のため、Italian Motorcycle Investment S.P.A.を設立。今後Bimota S.A.からの出資を受け、Bimota S.P.A.という名称になる予定。)

今後カワサキはエンジンなど主要コンポーネントを供給し、bimotaの再生を支援する。Italian Motorcycle Investment S.P.A.は、2020年にbimota車両の200台販売を目標としており、同時に発表されたのがbimotaの久々の新型モデルとなるTesi H2だ。なおbimotaの新型車は2014年のBB3以来となる。

tesi h2

Tesi H2はカワサキのスーパーチャージャー搭載のH2をベースとしており、最高出力は227馬力を発揮。ハブセンターステアリングを備え、bimotaの伝統的なカラーである赤と白のスタイルが特徴だ。

tesi h2

当然ながらフレーム、スイングアームはbimota独自のものとなっており、左右には巨大なウイングレットが確認出来る。リアにはセミアクティブのオーリンズサスペンションを2基備えるなど見どころは沢山あるが、詳細はこれから明らかにされていくだろう。

(Source: bimota)

(Photo courtesy of bimota)