シーズン開幕の時点ではファビオ・クアルタラロがここまで活躍すると予想していた人は皆無だっただろう。ファビオ自身も、周囲からまだ早いと言われたMotoGP挑戦で7度の表彰台獲得には満足だと語る。

ファビオ・クアルタラロ
「優勝出来ていれば更に良かったですが、今年の結果には満足です。昨年の時点ではMotoGP昇格は早すぎるなどと、いろいろな事を言われていましたけどね。でも冬の間、ウインターテストの間にハードに作業を続けました。それもあってポールポジションもそうですし、7回表彰台を獲得出来ました。自分を信じてくれたペトロナスに感謝したいですね。」
「今回は予選は自分のほうが速かったものの、ペースとしてはマルクのほうが良いのはわかっていました。今日は優勝ではなく表彰台を目指していましたので満足しています。序盤はターン2でジャックと軽い接触がありましたが、残り10周で再び彼が迫ってくるのがわかっていて、その中で楽しいレースとなりました。」
「ターン6は今日トリッキーでしたけど、ターン11とターン12の間の短いストレートもトリッキーでしたね。ここではショートシフトにしていて、フルに加速することはしませんでした。練習走行や予選では完全に開けきることが多かったんですけどね。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。