リンスはヘレステスト初日に69周を走りこんで4番手タイムを記録。ビニャーレスとの差は0.95秒で、タイムアタックに失敗したとは言え2020年エンジンの比較テストを重点的に行った。バレンシアテストで得たエンジンの感触を再確認、セパンテストに向けて開発に必要なデータを引き続き収集する。
火曜日はニューエンジンを使用してセットアップ作業を進める
昨年この時期はGSX-RRの開発をギュントーリと共に進めてきたリンス。今年はミルと共に開発に挑む事になるが、方向性をしっかりと見極めつつ堅実に開発を進めている印象だ。セットアップ作業を進める中で、新しいエンジンの強みをさらに引き出すための情報、さらに改善が必要な点を発見できるはずだ。
アレックス・リンス
「今日のテストは素晴らしかったですね。基本的にはバレンシアと同様のテストを行いました。2020年エンジンのテストを進める中で、バレンシアテストで得たフィーリングを再確認出来ました。明日はセットアップ作業を進めてみようと思います。今日は新品タイヤで高速タイムを記録するなども予定していたんですが、午後から雨が降った影響でタイムアタックを適切に行うことが出来ませんでした。」
[blogcard url=”https://kininarubikenews.com/archives/39358″]
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)