WSBK仕様のパニガーレV4Rで作業を進めたレディング。リアグリップに関して課題があるようで、今後も引き続き作業を行うことになるだろう。来年は今年のバウティスタのように、レイを苦しめることになるか注目だ。


レディングはV4Rに手応え

レディングは来年DucatiからWSBKに参戦する事になるが、今年開幕から大暴れしたバウティスタと比較すると、BSBで仕様は異なると言えパニガーレV4Rを操縦していたこと、チャンピオンシップ優勝したことが大きい。開幕までにWSBK仕様のパニガーレV4Rをものに出来れば、今年のバウティスタ以上にレイにとって驚異となる可能性もあるだろう。

スコット・レディング

「今回のテストではバイクのリアグリップ改善に焦点を当てて作業しましたが、満足いく結果は得られていません。チームのおかげで面白い発見はありましたけど、まだまだこれから改善を続けたいと思います。ピレリの新しいタイヤテストもしていますし、電子制御のフィーリングの改善も進めています。全体的にはテストの内容には満足しており、パニガーレV4Rも良い手応えを感じています。来たるべきシーズンに向けてやるべきことは明確になっています。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)