カワサキでの将来を期待されながらもヤマハへと移籍したトプラック・ラズガトリオグルは、ヘレステストでさらにバイクのフィーリングを確認した。来年もまたチャンピオンのレイに対して、ヤマハ、Ducati、ホンダ、BMWが挑む展開であることは変わらないが、トプラックは今年同様に存在感を発揮したいところだ。
ヤマハのバイクの理解を進めたトプラック
テスト2日目では7位、初日は2位タイムを記録していたトプラック・ラズガトリオグルだが、何よりも重要になることは、乗り慣れたZX-10RRからYZF-R1への乗り換えだ。バイクのフィーリングは良いと語るが、実際にレースになってみないと本当のところはわからないだろう。
トプラック・ラズガトリオグル
「2日間ヘレスで素晴らしいテストが出来ました。このコンディションの中で多くの周回を走行し、様々なNEWアイテムをテストすることが出来ました。今回は高速タイムを出すのではなく、新しいパーツをテストすることにありました。ラップタイムはコンスタントに良かったのでその点は嬉しいですね。」
「リアのスピンに苦しみはしましたが、午後にレースシミュレーションの前に大きく改善することが出来ました。バイクのフィーリングは良いですし、ヤマハにしっかりと適合出来ていると思いますね。充実したテストを終えて少し疲れを感じていますが、初日はタイムシートで2位は嬉しいですし、今回改善した内容には満足です。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of yamaha-racing)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。