マルケス兄弟は12番手、13番手でセパンテスト初日をスタート

マルクの肩の回復遅れが課題か

レプソルホンダのマルク・マルケスはセパンテスト初日に37周を周回。シーズンオフに行った右肩手術の後に250時間の理学療法を行っており、今回のテスト初日ではタイムではなく内容に意識を集中してテストを進めた。この日マルクは総合で12番手タイムを記録しているが、肩の回復は想像より遅れている様子だ。

弟のアレックス・マルケスは、今年レプソルホンダカラーに身を包んで初めての走行となった。RC213Vの理解を深め、トータルで38周を走行。総合では13番手タイムとなっている。

思っていたより肩の回復具合が遅い

マルク・マルケス

「再びRC213Vに乗れて嬉しいですが、思っていたより肩の状態が悪いですね。序盤はエネルギーに溢れて作業を進めたものの、今日1日を終えることが出来るようリズムをセーブしました。今日はリズムを再び見つけること、そして必要な作業を進めることを意識していました。今日は35周ほど走行して痛みがありました。明日は45周ほど走行する予定で、最終日はこれから考えていきます。重要なのは肩の状態が安定していたこと、そして午後に痛みがひどくならなかったことです。ステップバイステップで作業を進めていきます。」

明日の走行が今から楽しみ

アレックス・マルケス

「今日の内容に満足です。シェイクダウンではベースを作るという意味でも自分のようなルーキーのとってMotoGPバイクを理解する意味でも重要でした。今日はまだ改善作業を進めていて、ユーズドタイヤで良い前進することが出来ました。まだ作業は必要ですが、チームは素晴らしく走行ごとに集中すべき新しい内容を指示してくれます。日毎にスピードを増していますし、明日が楽しみです。

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)

knbn

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