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セパンテスト初日 2020年型M1からポジティブなフィーリングを得たビニャーレス、ロッシ

マーべリック・ビニャーレス

それぞれ3台のバイクで精力的にテストを進めたヤマハ

初日にマーべリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはそれぞれ49周、48周を走行、6位、10位タイムを記録した。この日のテストは雨が降るもモンスターエナジー・ヤマハMotoGPの2人は精力的に作業を行った。一昨日チーム体制発表を行ったモンスターエナジー・ヤマハMotoGPは、それぞれのライダーに3台のバイクを用意して今回のテストに挑んでおり、ホルへ・ロレンソのテストライダー就任と合わせて今年にかける意気込みが伺える。

マーべリック・ビニャーレスはランチ前に軽い転倒をするもダメージは少なく、午後のテストプログラムを予定どおり消化。この日を6番手でポジティブに終了。バレンティーノ・ロッシは午前中から良いリズムで走行、午後にセッティングを改善させた。ロッシは8時間に及ぶテストの中で48周を走行し、10位で初日を終えた。今年のバイクに関してはトップスピードが改善し、タイヤライフに関しても改善方向にあるようだ。

望んでいたフィーリングが得られた

マーべリック・ビニャーレス

「ハードに作業を進めましたが、まだ初日ですから結論は当然出ません。フィーリングはとても良いですね。このトラックで59秒台というのは自分にとって非常に良いタイムです。バイクからは望んでいたフィーリングが得られました。集中して作業をして多くを理解したいと思います。明日に関してはかなり多くのテスト項目があります。最終日については自分自身に目を向けてテストを進めます。」

「明日は色々新しいアイテムを試したいと思います。この暑さの中で初日として内容は悪くないでしょう。すぐにバイクから良いフィーリングを得られたのが良かったですね。これは常にポジティブなことです。スピードがあり良いリズムでした。明日も楽しみですね。」

2020年型M1のフィーリングはポジティブ

バレンティーノ・ロッシ

「コンディションのせいもあり難しい1日でした。雨が降ったことでプログラムを終えることが出来なかったものの50周近くを走行出来ました。タイム、それからポジションも良いとは言えませんが、しっかりと作業が出来ました。2020年型のM1は異なるバイクというフィーリングですので、理解を進めることが必要です。最初のフィーリングとしてはポジティブです。いくつかポジティブな点もあればネガティブな点もあります。」

「いずれにしても初日の内容に関しては満足ですね。作業というのは、常にシャーシ、エンジン、エレクトロニクスに関して必要なんですが、2020年型はライディングの方法が少し異なる感覚です。バイクの特性を理解していくことが必要ですね。まだ改善出来る部分はありますが、トップスピードなど既にかなり良いレベルの部分もあります。いずれにしても新型のフィーリングは非常に良いですね。」


(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)

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