福島から世界に挑む株式会社エヌ・ティー・エスは、Moto2クラスで「NTS RW Racing GP」として3年目のシーズンを迎える。ライダーはボ・ベンスナイダーと、イェスコ・ラフィンの組み合わせで、世界に挑むことになる。
〜以下プレスリリース〜
株式会社エヌ・ティー・エスはFIM世界選手権グランプリMoto2において、「NTS RW Racing GP」として3年目のシーズンを迎えることとなりました。これもひとえに皆様のご支援があってのことと改めまして厚く御礼申し上げます。
3年目の世界挑戦となる2020年度も、オランダを拠点にするプロレーシングチーム「RW Racing GP」とのパートナーシップを維持し、ライダーには「ボ・ベンスナイダー(64号車・オランダ)」と、「イェスコ・ラフィン(2号車・スイス)」を起用致します。
NTS製のシャーシは2019年度のデータをもとに剛性やジオメトリの最適化を施しバージョンアップしたものとなっており、同じく重要車体部品といえるサスペンションシステムには引き続きKYB製を採用し、技術支援を受けながら本プロジェクトを更に加速させていく方針です。
NTS RW Racing GP、2020年シーズンの体制概要は以下の通りです。
【チーム体制】
チーム名 :NTS RW Racing GP
参戦レース :FIM世界選手権グランプリMoto2
チーム監督 :Jarno Janssen(ヤルノ・ヤンセン)
ライダー1:Bo Bendsneyder(ボ・ベンスナイダー)(オランダ)64号車
ライダー2 :Jesko Raffin(イェスコ・ラフィン)(スイス)2号車
エンジニア :Fabrizio Manciucca(ファブリッチオ・マンチュッカ)64号車
エンジニア :Stefan Kurfiss(ステファン・カーフィス)2号車
【マシン】
車両メーカー :株式会社エヌ・ティー・エス
技術支援 :Geo Technology S.A
エンジン :トライアンフ製3気筒4ストローク765cc Moto2エンジン
ECU :MARELLI製Moto2ECUシステム
タイヤ :ダンロップ製Moto2タイヤ
Fサス :KYB製
Rショック :KYB製
出力系 :サクラ工業製エキゾーストシステム
動力系 :ISA製スプロケット/D.I.D製ドライブチェーン
カーボン部品 :ZEEZOON製/Plastic Bike製
本年度も引き続き NTS RW Racing GP をご支援頂きますよう重ねて宜しくお願い申し上げます。
(Source: NTS)
(Photo courtesy of NTS)