ロッシのVR46は早ければ5月4日からランチ、そしてオフィスを再開する。シーズンは今のところ8月開催に向けて動いているようだが、各ライダーにとってバイクでのトレーニングは欠かせない。VR46のランチが再開したとして、何名ほどのライダーがこれを使用出来るのかについては今のところ不明だ。

VR46 アルベルト・テバルディ

「スポーツクラブは引き続きクローズドとなりますが、国益に関わる可能性のあるスポーツ選手については個別にトレーニングが可能となります。現在イタリア・モーターサイクル協会が、その選手リストを作成しています。

「ミサノメディカルセンターの協力の元、小規模なトレーニングは継続してきましたが、ミサノエリアが壊滅的な打撃を受けている中で、トレーニングを続けることは出来ないと判断し、現在はトレーニングを中止しています。こういった状況下でライダーが転倒し怪我をする可能性があるということは、既に緊急事態を迎えている医療現場にとってもプラスにはなりませんからね。」

「現在はイタリア・モーターサイクル協会と協力して5月4日の再開に受けて動いています。ライダーにとってトレーニングを再開出来ることは実に重要なことです。我々はフラットトラック、オーバルトラックなど複数のトラックを保有しています。こうしたトラックを週に2回か3回使用出来るだけでも、ライダーにとっては素晴らしいトレーニングとなります。その後はミサノサーキットがオープン出来れば、ミサノでもトレーニングを行うことが出来るでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)