ドルナを始めとする多くの関係者の努力によって開催カレンダー発表が出来たドルナ・スポーツ。Ducatiのジジ・ダッリーニャ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、ダニーロ・ペトルッチも、純粋にレースが出来ることを何よりも喜んでいる。

ジジ・ダッリーニャ

過去数週間で進めてきた内容に満足です。その他のメーカー、FIM、ドルナスポーツ、IRTAとともに、この複雑な状況の中でレースを開始するために努力してきました。多くの困難や制約があった中、こうして2020年のカレンダー発表にこぎつけることが出来ました。この数ヶ月のロックダウンの中で、チャンピオンシップを開始するためにあらゆる手立てを行ってきました。」

「新しいカレンダーは非常に慌ただしいもので、皆に多大な努力を要求します。これはライダーだけなくエンジニア、メカニックも同様です。この厳しい時期にサポートと共感を示してくれるDucatiコルセ、全てのパートナーの皆様に感謝差し上げます。

ドヴィツィオーゾ

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

ついにレースを行う事ができます!新しいカレンダーが公表されたことで、明確な日付を頭におきながら準備を進めることが可能です。ずっとトレーニングを重ねてきましたが、いつ開幕が出来るかわからずに続けるトレーニングは辛いものでした。

「誰もが新しい状況をコントロールしなければいけませんから、チャレンジングなシーズンになることは間違いありません。同じトラックで2週連続でレースを行うなんてことは過去に前例がありません。

「ですから、この新しいシチュエーションにフィジカル面、そしてメンタル面で準備することが必要になります。そしてこれだけの過密スケジュールですから、ミスをすることが許されません。ですからどうやったら状況をコントロール出来るか理解することが非常に重要です。デスモセディチGPに再び乗り、チームの皆と共に仕事をすること、レースをすることが待ち遠しいです。
ダニーロ・ペトルッチ

ダニーロ・ペトルッチ

ものすごく忙しいシーズンになります。しかし、新しいスケジュールが提示されたことでスケジュールに向けて準備を進めることが可能になります。既に知っているサーキットでのレースになるわけですが、ヘレスで7月にレースをしたことはありません。いつもはヘレスでのレースは5月ですから、異なる気温によって状況が異なってくるはずです。

いずれにせよ、この状況になんとか対応していくことが必要です。とにかく新しいレーススケジュールが発表になったことは本当に重要なことですが、我々もまた各国で厳格に定められた衛生手順に従っていくことが求められますね。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)