ダニーロ・ペトルッチの加入でポル・エスパルガロの離脱が決定事項に
ダニーロ・ペトルッチのKTM行きが確定した。しかし行き先はファクトリーチームではなく、レッドブルKTMテック3だ。チームメイトはイケル・レクオーナとなる。この移籍によってミゲル・オリヴェイラがファクトリーチームへと昇格、ブラッド・ビンダーとチームメイトとなる。
ダニーロ・ペトルッチは2019年にDucatiファクトリーチームで優勝を経験。9年間のMotoGPクラスでの経験がある。MotoGPクラスでの表彰台は全部で9回だ。KTMの場合は全4台のバイクが同一スペックとなるため、バイクとの相性次第によっては、序盤から活躍が期待出来る可能性はある。
なお、ダニーロ・ペトルッチがKTMに加入したことでポル・エスパルガロのKTM離脱は確実となった。恐らく噂通りにレプソル・ホンダへと加入するものと思われる。
ピット・バイラー
「今回テック3にダニーロ・ペトルッチを迎えることが出来て嬉しいです。彼の経験は大きな財産ですし、彼のようにチームにコミットして取り組んでくれるライダーが必要なんです。彼はまだMotoGPクラスで十分活躍出来るはずです。」
「ファクトリーチームは若いチームとなりますが、大きな可能性があります。それに4人の選手が同じスペックの4台のバイクで走るわけですから、1つの大きなチームだと捉える事もできます。この4名が成長していくことは、KTMにとっても素晴らしいことですし、チャンピオンシップの中で4名が高みに登る事を見るのが楽しみです。」
エルベ・ポンシャラル
「2021年にダニーロ・ペトルッチを迎えるのは嬉しいです。ダニロは私も大好きなライダーで、誰にも分け隔てなく接する選手で、素晴らしいユーモアの持ち主です。彼はチームプレイヤーであり、MotoGPでの優勝経験ライダーでもあります。」
「KTMでは4人が同じバイク、同じサポート、同じ装備ですが、これはKTMのチームへの多大なるサポートだと感じますね。2020年シーズンも楽しみですが、早く2021年が始まらないかとそわそわしていますよ。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)