今年からカワサキで参戦するアレックス・ロウズも、レイと同様に2020年に既に1勝を獲得。2021年までカワサキ・レーシング・チームとの契約を更新している。ヤマハからの乗り換えも非常にスムーズで、最強のチームメイトから学習出来る環境で、高いモチベーションで2020年シーズンに再び挑むことになる。なお、モントメロでのレースウィークは9月18日からの予定だ。

ライディング、マシンセットアップを改善したい

アレックス・ロウズ

「ミサノ近くのサムの家にずっといました。彼のフィアンセはイタリア人なので、家族水入らずの時間をイタリアで過ごし、トレーニングも行っていました。KX250モトクロスで練習したり、マウンテンバイクを使ってサンマリノ付近で練習をしました。今はカワサキのワークショップも近くにあるバルセロナにいて、ポルティマオのレースまでここで過ごすことになります。」
アレックス・ロウズ
「モントメロで1月にテストした際は天候が良くなかったので、トラックのことは知っていたにせよ、良い形でテストすることは出来ませんでした。今はバイクのことも理解出来ていますし、楽しいサーキットであるモントメロをフルに楽しむことが出きると思います。」

「クルーチーフのマルセルと共にライディングに関して少し変更しようと思っています。セットアップの観点からもバイクのリアに関して見直しをしたいと思っています。既にチームと8ヶ月過ごしているわけですけど、まだまだZX-10RRのことは学習中なんです。早くトラックで走りたいですね。」

(Source: KRT)

(Photo courtesy of KRT)