カワサキ・レーシング・チームは本拠地をスペインのカタルーニャに置いているが、いよいよ8月1日から再開が迫るFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に向けて、モントメロにおいて7月8日から9日にかけて最後のテストを行う。

ジョナサン・レイはカワサキと複数年契約を更新、既に開幕戦オーストラリアでも優勝を1回している。モントメロは今までFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)では使用されることがないトラックだったが、今年のFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で初めてレースが行われる。

開幕前に良いフィーリングを得ることが重要

ジョナサン・レイ

「テストの後もミサノでバンで移動しながらの生活を楽しんでました。ファビアン・フォーレなどとキャンプをしながら一緒にサイクリングを楽しでいたんです。Luccaではアンドリュー・ピットのところに寄ったりもしてました。彼は昔のチームメイトで、彼が引退した時は彼の家に数ヶ月泊めてもらっていました。」
ジョナサン・レイ
「昔はタスカン地方はよく走ったので、また自転車で走ることが出来て嬉しかったですね。今回はレジス・ラコーニともサイクリングをしました。とにかくミサノテストの後は自転車でトレーニングばかりしていました。今回のロックダウンという状況は全く新しい状況で、いつバイクの乗ることが出来るのかもわかりませんでした。ですからひたすら過去に苦戦してきた柔軟性、安全に体重を落とす方法について向き合っていたんです。」

「モントメロは高速で流れるようなコーナーがあり、自分のスタイルに合致しています。チームビデオの撮影を午後に行ったことがあるんですが、本当に良い場所ですよ。今回はライバル達と共にレースをすることになりますけどね。ラップタイムやコンスタントさも含めてミサノテストは良い出来でした。バイクのフィーリングも良いですし、良い形でテストを終えています。ヘレスで開幕を迎える前に快適にバイクに乗ることが出来るようになることが最も重要でしょう。」

(Source: KRT)

(Photo courtesy of KRT)