マルク・マルケスは骨折した上腕骨の再手術を受けたが、レプソル・ホンダのアルベルト・プーチによると、最初の手術で入れたプレートは自宅で大きな窓を開けた際に破損したという。トラック上であれば最惨事になっていただけにポジティブ捉えることも出来るが、今週末からの3連戦での復帰は難しいと思われる。
腕のプレート破損が自宅だったことは幸いだった
アルベルト・プーチ
「マルク・マルケスは先週の月曜日に上腕骨の1回目の手術を行いました。その後自宅で大きな窓を開けた際に痛みを感じ、その時点で腕に入っていたプレートが破損したようです。明らかにグランプリ以降での怪我となります。マルクは常に医師のアドバイスに耳を傾けていますが、医師もプレートが損傷するとは思ってもいなかったようです。」
「ホンダ、そしてチームも、プレートが破損する可能性があるのであればマルクを走らせるような事はしなかったでしょう。しかし実際にはプレートが破損したわけで、ポジティブなポイントとしてはこれがトラック上ではなく彼の家で起きたことでしょう。もしこれがブルノ、オーストリアなどトラック上で発生していたとしたら、彼のキャリアにとって非常に大きな怪我になっていたはずです。」
「マルクは今後、腕のリハビリに全力を注いでいくことになります。腕の具合が回復してからレースに出場することができるようになるでしょう。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)