ヘレス、アンダルシアと2連勝したファビオ・クアルタラロはFP3まで苦戦、FP4でようやくレースペースを掴んだと語っていたが、決勝ではフランコ・モルビデッリを追いかけるもズルズルと後退。後ろから迫るライダー達から逃げ切ることは出来ず、決勝を7位で終えた。シングルフィニッシュではあるが、本人は7位という結果に到底納得がいかないと語る。
ファビオ・クアルタラロ

決勝7位は受け入れがたい結果

ファビオ・クアルタラロ

「キャリアの中で最も難しいレースでした。 週末を通じていくつかミスをしたと思いますが、このような順位で終わるほどのミスではなかったはずです。レース中もフィーリングが悪かったんですが、FP4でペースは改善していました。なぜかレースでは後退してしまったわけですから分析が必要です。クルーチーフやエンジニア達もデータチェックをしているでしょうが、自分も一緒になってしっかりとチェックが必要です。」

「1周目から21周目まで限界で走行していました。このような状況でポイントを獲得出来たのはポジティブなことですが、この結句を受け入れるのは難しいですね。前回は2位ライダーと5秒差、8秒差で勝利していますからね。ヘレスほどではないにせよ、表彰台ペースで走行出来るはずでした。しかしターン3で大きなスライドが発生し、リアタイヤが全く駄目だとわかりました。ブラッドとフランコがなぜあんなペースで走行出来たのかはわかりません。なぜ駄目だったのかわかるレースは原因がわかるものですが、今回のレースでここまで苦戦した理由は全くわかりません。」

(Source: sepang racing team)

(Photo courtesy of sepang racing team)