スズキのジョアン・ミルは、圧倒的なストレートスピードの差がありながら、オーストリアで高い戦闘力を発揮したGSX-RRについて、タイトル候補のバイクと言えると太鼓判を押す。ブレーキングにおける高い安定性、他を圧倒する旋回力、タイヤに優しいシャーシなど、数年前はホンダ、ヤマハ、Ducatiの後塵を拝してきたスズキのバイクが確かに仕上がってきているのを見るのは、ライダーとしてはもちろん、ファンとしても頼もしいものだ。

最高のバランスがある
ジョアン・ミル
「スズキのバイクは素晴らしいと思います。ライバルと比較して明らかに馬力で劣るにも関わらず、オーストリアで優勝争い、表彰台争いが出来るということは最高のバランスのバイクだということです。チームを誇りに思いますし、スズキGSX-RRはタイトルを狙えるバイクだと言えるでしょう。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。