今週末のバレンシアGPでジョアン・ミルがタイトルを獲得する条件を整理しよう。なお、今回の考察ではチャンピオンシップ2位のファビオ・クアルタラロ、アレックス・リンスを対象に考察、ミルが最終戦ポルトガルGPでノーポイントであったと仮定した際の考察だ。
現在ジョアン・ミルの獲得ポイントは総合162ポイント、対してランキング同率2位のファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスは125ポイント。参考までにチャンピオンシップ4位のマーべリック・ビニャーレスは121ポイント、フランコ・モルビデッリは117ポイントだ。
ジョアン・ミルの順位によるタイトル獲得 ◯✕表
ジョアン・ミルがタイトルを獲得する条件
ミルがバレンシアGPで表彰台を獲得した場合
ジョアン・ミルがバレンシアGPで表彰台を獲得した場合、ジョアン・ミルのタイトル獲得が自動的に確定する。これはファビオ・クアルタラロとリンスがバレンシアGP、ポルトガルGPで2連勝したとしても、ジョアン・ミルの総合獲得ポイントに届かないためだ。
ミルがバレンシアGPで4〜7位、クアルタラロ/リンスが2位だった場合
ジョアン・ミルがバレンシアGPで4位〜7位を獲得した場合、7位であっても総合ポイントは171ポイントだ。対してクアルタラロ/リンスがバレンシアGPで2位、ポルトガルGPで優勝しても総合ポイントは170ポイントでミルにいは届かない。
ミルがバレンシアGPで8〜11位、クアルタラロ/リンスが3位だった場合
ミルがバレンシアGPで8位〜11位を獲得した場合、11位の時でも総合ポイントは167ポイント。対してクアルタラロ/リンスがバレンシアGPで3位、ポルトガルGPで優勝しても総合ポイントは166ポイントでミルには届かない。
ミルがバレンシアGPで12〜14位、クアルタラロ/リンスが4位だった場合
ミルがバレンシアGPで12位〜14位を獲得した場合、14位の時でも総合ポイントは164ポイント。対してクアルタラロ/リンスがバレンシアGPで4位、ポルトガルGPで優勝しても総合ポイントは163ポイントでミルには届かない。
ミルがバレンシアGPで16位以下、もしくはリタイア、クアルタラロ/リンスが5位だった場合
ミルがバレンシアGPで16位以下、もしくはリタイアしてノーポイントだった場合、総合ポイントは162ポイントで変わらず。対してクアルタラロ/リンスがバレンシアGPで5位、ポルトガルGPで優勝したとしても総合ポイントは161ポイントでミルには届かない。
(Photo courtesy of michelin)