序盤は兄マルクを抑える走りを展開
オーストリアGPでアレックス・マルケスは、序盤から兄マルクを抑え込む粘りの走りを見せたが、第2コーナーの立ち上がりでのミスが命取りとなった。後半にはマルクのペースに押され勝利は逃したものの、チームとしての努力を感じさせる内容で9ポイントを獲得。翌日のロングラップペナルティを見据え、ライバルとの差を考慮すれば、この結果は大きな意味を持つものとなった。



マルクのほうに余力があった
「第2コーナーの立ち上がりでミスをしてしまったのは本当に残念でした。それまではマルクを後ろに抑えることができていたし、チームとしていい仕事ができていたと思います。レース後半ではマルクの方が少し余力があったようで、勝つのは難しかったかもしれませんが、それでも自分たちにとって大事な9ポイントを獲得できました。明日のロングラップペナルティでライバルに少し差をつけられるかもしれないので、このポイントは大きいです。」