レース2はスコット・レディングがスーパーポールレース同様に、序盤1周目にレイを抜いてトップに立ち、レイを引き離す作戦を取る。ジョナサン・レイはストレートスピードで劣る状況ながら、あらゆるコーナーでレディングの背後に迫り、特にターン7、ターン12でコーナリングスピードを活かしレディングを追い回した。

両者の背後で機会を伺っていたマイケル・ルーベン・リナルディは、バトルを続ける両者を一気にオーバーテイクしてトップに立つ。リナルディは終盤までレイを抑え込んだ走行したが、何度もターン7で仕掛けていたジョナサン・レイがついにマイケル・ルーベン・リナルディをオーバーテイク。そのまま逃げ切っての優勝となった。

優勝したジョナサン・レイ、2位マイケル・ルーベン・リナルディに素晴らしい走りの背後で3位となったのはスコット・レディング。
後続はアルヴァロ・バウティスタ、チャズ・デイビスがいたものの両者ともに転倒しており、4位を獲得したのはレオン・ハスラムだった。5位アレックス・ロウズ、6位マイケル・ファン・デル・マーク、7位トプラック・ラズガトリオグル、8位ロリス・バズ、9位フェデリコ・カリカスロ、10位ギャレット・ガーロフとなった。