何度か噂が出ていたが、マイケル・ルーベン・リナルディが来季FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)にARUBA.IT Racingから参戦する。チームメイトは現在ランキング2位のスコット・レディングだ。

マイケル・ルーベン・リナルディは2014年にヨーロピアンスーパーストック600に参戦、2016年に1000ccクラスにステップアップ、そして2018年にWSBKに参戦を開始した。

2018年はヨーロピアンラウンドのみの参戦で、2019年はBarni Ducatiから参戦、2020年はTeam GOELEVENから参戦している。2020年はアラゴン(テルエル戦)で初表彰台を優勝で達成、さらに表彰台を2度獲得している。彼はイタリア人としてイタリアメーカーのDucatiで走ることになる。

マイケル・ルーベン・リナルディ

「Ducatiと共に素晴らしいレースをしてきましたが、こうしてオフィシャルチームの一員になれる事は大変な名誉です。これは自分が今までしてきた作業が報われる結果ですし、Ducatiが自分に信頼を寄せてくれたことでもあります。」

「イタリア人ライダーとしてDucatiのファクトリーチームでレースができる事は、これ以上ない喜びです。Ducatiスタッフの情熱がさらなる力をくれることでしょう。Aruba.itチーム監督のステファノ・チェッコーニに感謝を申し上げたいですし、自分を常に信じてくれたArubaファミリーにも感謝したいと思います。」

「また、新しいプロジェクトに自分を誘ってくれたクラウディオ・ドメニカリ、ジジ・ダッリーニャ、パオロ・チャバッティにも感謝したいと思います。GOELEVENのチームの皆にも本当にお世話になりました。彼らとともに走ってきたからこそ今がありますし、常に支えてくれた家族にも感謝をしたいと思います。最大限の努力をして最高の結果を皆と共に得たいと思います。」

ジジ・ダッリーニャ

「マイケル・ルーベン・リナルディを歓迎します。今年マイケルは素晴らしい戦闘力を発揮してくれました。アラゴンの優勝は忘れられませんし、常にトップポジションでレースをしています。彼がファクトリーチームに加わる準備はできたと言えるでしょう。彼の未来は明るいと確信しています。」

Aruba.it racingステファノ・チェッコーニ

「マイケルをチームに迎えることができて大変うれしく思います。彼がジュニアチームに所属をしていた時から5年越しの夢が叶いました。マイケルは素晴らしい結果を残してきましたし、来年も結果を残してくれることを期待しています。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)