2015年からTeam SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)を牽引してきたダヴィデ・ブリビオが、2021年はTeam SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)を離れ、F1のAlpine F1チーム(※旧ルノー)にシニアマネージャーなどの役職にて移籍するというまことしやかな話が出ている。現状は欧州の複数メディアにおいて、数日中に発表があるとされている状況だ。

ダヴィデ・ブリビオはもともとバレンティーノ・ロッシのヤマハ移籍時にチームマネージャーを勤めた人物で、2015年からチーム・スズキエクスター(Team SUZUKI ECSTAR)に参画していた。

ブリビオを中心としたチームは、新しいチームとしてスタートしたTeam SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)において、才能あるルーキーを下位クラスから抜擢、育て上げる方針を取り、マーべリック・ビニャーレス、アレックス・リンス、ジョアン・ミルが見事にMotoGPライダーとして開花した。

ブリビオが本当にF1に行くとした場合、誰がその跡を継ぐのか定かではないが、チャンピオンを獲得してディフェンディング・チャンピオンとして2021年に挑むジョアン・ミル、そしてチームにとって良いニュースではないことは確かだ。

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of michelin)