決勝レースではニッキーを追悼するスペシャルヘルメットを被って走ったイアンノーネ選手は10位という結果でした。完走、そしてポイント獲得は出来るようになっていますが、Ducati時代のような速さを発揮できずにいます。

アンドレア・イアンノーネ

「レース前半の出来に関しては満足しています。順位を回復してオーバーテイクも出来ましたし戦う事も出来ました。タイヤのグリップが落ちてきた際にバイクのパフォーマンスが変わってしまい、状況をコントロールするのに苦戦しました。同様にブレーキング、コーナリングスピードにも問題が出てしまいました。コーナリングスピードはGSX-RRの長所の1つなんですが、タイヤのグリップが落ちると状況が変わってしまうんです。」

「これに関しては現在作業を進めていることで、今回のレースは自分達にこの状況に関してどのように作業を進めていくのかという事に関する情報とアイディアを与えてくれました。ムジェロのようなサーキットで良いパフォーマンスが無いというのは残念です。ここでは常に高い戦闘力を発揮出来てきたわけですから。予選もまた決勝結果に影響を及ぼしました。とは言えハードに作業をしています。既にアイディアは持っていますので、バルセロナではしっかりと改善出来ることを願っています。」

(Photo courtesy of michelin)

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