今回は予選順位が振るわなかった事もって7位となったザルコ選手。イアンノーネ選手を抜くのに手こずらなければさらに前のライダーを捉える事が出来たかもしれません。

ヨハン・ザルコ

「ここムジェロでレースをするのは最高ですし、この結果に関して非常に嬉しく思っています。今日は11番グリッドからスタートしました。ル・マンのようなアドバンテージが無かったので難しいレースでした。ただ、今日はペースを維持して自分のリズムをコントロールすることが出来ました。イアンノーネのほうが加速が良く、彼のブレーキングが強烈だったので彼を抜くのは苦労しましたね。彼を抜くのにかなり時間がかかったのでマルケスとバウティスタを逃してしまいました。これが5位グループだったんです。イアンノーネを抜いた後は、前の2人をすぐに捉えるつもりだったんですが、バイクをかなりプッシュする必要があったのと、タイヤのグリップが落ちてきてしまっていました。」

「最後の5周で自分の後ろのグループが追いついてきましたが、バイクのフィーリングは良かったんです。今回もリアのハードタイヤが良い働きをしました。こういった内容もあってプッシュすることが出来て、7番手を確保することが出来ました。トリッキーな週末でしたから、この結果はポジティブです。スライドの問題に関しても対処をしましたが、これは簡単ではありませんでした。しかしながら今回もまた多くの知識を得ることが出来ましたし全力を尽くすことが出来ました。ですから、ムジェロを満足して後にすることが出来ます。」

(Photo courtesy of tech3 yamaha)