4番手スタートだったにも関わらずスタートを失敗したことで予選順位を活かせず、最終的には9位でレースを終えたピッロ選手。練習走行や予選で見せた走りを決勝レースでも披露することは叶いませんでしたが、フルタイムで参戦しているライダー達を抑えて、テストライダーとしてトップ10でレースを終えたということを考えると、十分過ぎる出来だと言えるでしょう。

ミケーレ・ピッロ

「残念ながらスタートが最悪だったことで、練習走行と素晴らしい予選を無駄にしてしまいました。ターン1では13位ポジションで、4番手スタートが何の意味も持ちませんでした。そこから自分のペースでレースをしようとしたんですが、周囲のライダー達のスピードが似たような状況だったので特にこれといって順位を回復するということには繋がらなかったんです。最終的にはホルヘの後ろでレースを終えましたが、これ自体は悪いことではありません。全体的にはレースウィークを通じてコンスタントに良い走りが出来たので嬉しいですね。」

(Photo courtesy of Ducati)