イタリアGPのレース結果です。優勝したのはMotoGP3勝目となるドヴィツィオーゾ選手。レース前に食中毒に苦しんでおりウォームアップも走れない状況でしたが、その中で地元で優勝を飾りました。2位にはチャンピオンシップシップのリードをさらに広げたビニャーレス選手。3位はドライでのMotoGP初の表彰台を獲得したペトルッチ選手でした。

レースはロッシ選手が抜群のスタートでホールショットを奪います。さらに1周目の終わりのホームストレートでロレンソ選手がストレートを利用して前に出て、一時トップに立ちます。

その後残り10周の段階でドヴィツィオーゾ選手がトップに立ちレースをリード。ペトルッチ選手は残り8周でロッシ選手を抜いて2位に浮上。

最終ラップにターン10でペドロサ選手がクラッチロー選手のインに飛び込んで転倒。クラッチロー選手を巻き添えに転倒します。アレイシ・エスパルガロ選手はジャンプスタートを取られて、ピットスルーペナルティーを受け、その後リタイアとなります。

なお、ムジェロでイタリア人が優勝したのは2008年以来、なおDucatiが優勝したのは2009年のストーナー選手以来となりました。

4位は表彰台を逃してしまったロッシ選手、5位バウティスタ選手、6位マルケス選手、7位ザルコ選手、8位はロッシ選手に抜かれた後後退を続けたロレンソ選手、9位ピッロ選手、10位イアンノーネ選手となりました。

今回有力選手のタイヤチョイスはモビスターヤマハの2人がハード/ハード、ザルコ選手はソフト/ハード、クラッチロー、マルケス選手はミディアム/ミディアム、Ducatiファクトリーの2人もミディアム/ミディアム、ペドロサ選手はハード/ミディアムでした。