ミシュラン イタリアGP決勝レースリリース

ミシュランはMotoGPにタイヤサプライヤーとして2016年に復帰して以来、11人目の優勝ライダーとしてダニロ・ペトルッチがイタリアGPにおいて初優勝するのを見届けました。

5,424mのムジェロ・サーキットは週末を通してそのレイアウトから厳しいトラックでしたが、今年の路面はさらにタイヤへに攻撃性が高くバンプが増加していました。

これによってタイヤの摩耗が増大し、レースでのタイヤ選択が重要になりました。こうした状況でMICHELIN Power Slickの6種類の組み合わせの中から5種類が使用されました。

マルク・マルケスは土曜日に1’45.519という素晴らしいラップタイムを記録してポールポジションからスタートし、ホールショットを奪います。マルケスは4周をリードしましたが、その後19周に渡って激しいバトルが展開されました。

トップはマルク・マルケス、ダニロ・ペトルッチ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、アレックス・リンスによって争われ、それぞれがトップに立つ展開となりました。それぞれのライダーがミシュランタイヤを限界まで使用、路面温度は50度にまで上昇。激しいバトルが展開され、最終ラップのターン1でマルケス、ドヴィツィオーゾ、ペトルッチが同時にターン1に進入。

ペトルッチ、マルケス、ドヴィツィオーゾの順でターン1を通過し、マルケスとドヴィツィオーゾがペトルッチを追います。2人は懸命にペトルッチを追いますが、ペトルッチが最高峰クラス初優勝を達成。これによってシーズン4人目、ミシュランがMotoGPに復帰してから11人目の優勝ライダーとなりました。

マルケスは2位となりチャンピオンシップでのリードを広げます。ドヴィツィオーゾは今週の最高速である356.7Kmを記録。これはMotoGPで記録された中での最高速となり、MICHELIN Power Slickのパフォーマンスを証明していると言えるでしょう。

MICHELIN Power Slickはすべてのタイヤが練習走行で使用されました。高い気温と、攻撃的なアスファルトはタイヤにとって過酷な環境でしたが、パフォーマンス、グリップ、コンスタントさがすべてのセッションで発揮されました。レースにおける最速ラップはジャック・ミラーが15周目に記録されていますが、僅かに記録更新とはなりませんでした。観客動員数は83,761人となり、トップ争いだけでなく、エキサイティングなレースをファンは楽しみました。

4位はリンス、5位に中上 貴晶、6位マーべリック・ビニャーレス、7位はワイルドカード出場のミケーレ・ピッロ、8位カル・クラッチロー、9位ポル・エスパルガロとなり、異なる5メーカーのバイクがトップ10に入っています。10位を獲得したのはルーキーのファビオ・クアルタラロでした

ミシュランはこれからスペインのカタルーニャに向かい、16日に開催されるカタルーニャGPに備えます。なお、月曜日には2回目のシーズン中のオフィシャルテストが開催されます。

ダニロ・ペトルッチ

「タイヤはレース全体でしっかりと機能しました。今回ほぼ最後のラップに高速タイムを記録しました。今朝までソフトで走ろうと思っていましたが、ミディアムを使用し、中にはハードを使用しているライダーもいました。つまり3種類のタイヤがレースに使えるものであったということだったんです。昨日ソフトでタイムを出そうとしていて、今日のレースでもそれが選択肢に上がるということがすごいことです。昨日のように少し気温が低ければソフトを使っていたでしょう。これは昨日のタイムアタックで使用したタイヤなんです。今日はフロントタイヤに全く問題を感じませんでした。ブレーキングもハードに出来ましたしね。タイヤをしっかりと理解して使えば、最終ラップまで限界までプッシュ出来るんですよ。」

2 輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「今日は厳しいコンディションでしたが、実に実りの多い週末でした。すべてのタイヤが練習走行で使用され、レースでは6種類のうち5種類が使用されています。昨年と比べてトラックは酷い状況でしたが、すべてのタイヤがしっかりと昨日して高速タイムを記録されました。オールタイムラップレコード、そして最高速が更新され、レースタイムも昨年より10秒速いものでした。今回得たデータをもとに、タイヤの激しい摩耗を考えて新しいコンパウンドを来シーズンリリースしたいと思います。全体的には非常に満足のゆく週末で、カタルーニャに向けて満足した状態で向かうことが可能です。また、月曜日には2020年のタイヤテストを予定しています。」

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)