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ミケーレ・ピッロ「ホンダもDucati同様に、誰でも乗れるバイクを開発しているかも」

DucatiのMotoGPテストライダーのミケーレ・ピッロは、結局雨でFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)各チームがテストを中止したヘレステストでパニガーレV4Sを走らせていた。トラックにはR213Vの開発で来ていたステファン・ブラドルもいたようで、ホンダとDucatiの開発フィロソフィーの違いについて意見を述べている。

トラックコンディションは完璧ではなかった

ミケーレ・ピッロ

ヘレステストで最終的に走行したのは40周ほどです。残念ながら午後もトラックのコンディションは完璧ではなかったため、しっかりと走行できませんでした。この数ヶ月バイクに乗らないでいたサビを落とすには充分だったと言えるでしょうし、今回のテストにはザルコも参加していたので、彼のような速いライダーとバイクについて意見を交わす事は非常に楽しかったですね。」

Ducatiは誰でも乗れるバイク開発がフィロソフィー

マルケス不在の中、ホンダも開発を続けています。今回のテストでもステファン・ブラドルが新しいRC213Vでテストをしていましたが、彼らのテストの様子を見るのも我々にとってはプラスになりました。ドゥカティの場合は、数年前に誰もが操れるバイクを作るというフィロソフィーでバイクの開発を進めていますが、ホンダもこのやり方に追従しているのかもしれません。

誰もが操れるバイクだからといってマルクのポテンシャルを制限するわけではなく、逆に特定の状況の中では常に限界で走行する必要がなくなることもあると思います。最終的に違いを生み出すのはライダーですが、よりバランスが取れたバイクであれば彼はさらにそこから性能引き出すことができるはずです。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati)

knbn

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