
アレックスは万全の仕上がり
グレシーニ・レーシングのスポーティングディレクターのミケーレ・マッシーニは、セパンでのテストを「非常に満足」と総括した。新シーズンの幕開けに向け、最優先としていたマシンとのフィーリングの確立は早い段階で達成され、アレックス・マルケスも最速ラップで実力を発揮。スプリントシミュレーションにおけるペースも安定し、目標に近づきつつある。2026年型のマシンは昨年からの進化を明確に感じさせる仕上がりで、チームとしても手応えを掴んでいる。一方で負傷離脱中のフェルミンについては、数日以内に医師の評価を受ける予定で、復帰に向けての道筋を慎重に探っている段階だ。彼の不在はチームにとって大きく、それでも復帰の日に向けて準備は進められている。
ミケーレ・マッシーニ(スポーティングディレクター)
「新シーズンに向けて、全体的に非常に良く、力強いスタートが切れたと思います。最優先事項は早い段階でフィーリングを見つけることだったと思いますが、それは達成できました。アレックスには満足していますし、最速ラップでも力強さを見せてくれました。スプリントシミュレーション中のペースにおいても、我々はかなり良い位置にいますが、まだもう少しといったところです。テストしたい項目はすべて消化できました。昨日は雨の影響もありクラッシュもありましたが、それでも非常に満足しています。」
「2026年型のパッケージは昨年のものと比べて明らかに強化されており、大きな意味があります。我々としても非常に誇りに思っています。アレックスにとっても、よりフィットした仕様でパフォーマンスを高められるマシンになっています。ドゥカティはバイクのあらゆる面で小さな改善と大きな進化を重ねており、今の我々の仕事は、その最高のバイクをアレックスにしっかりと合わせ込むことですね。」
「フェルミンについては今後3〜4日以内に医師からの詳しい情報とアップデートがある予定です。そのうえで、フェルミンがMotoGPマシンに本格復帰するための目標時期を設定することになります。ブラジルには間に合うと思いますが、ブリーラムでの復帰を目指して今も一生懸命リハビリに取り組んでいます。ただし、現時点では骨の状態やリスクを慎重に評価する必要がありますので、もう少し様子を見ることになります。医師からの返答を待っているところですね。」
「彼とは常に連絡を取り合っており、起きていることはすべて共有しています。どのセッションでも、彼はすべてを把握しようとしています。彼のチーフメカニックであるフランキーも、ドゥカティのエンジニアの仕事を追って情報を共有しています。ですので、チームとしては彼がいないことをとても寂しく感じていますし、フェルミンの存在が本当に大きいです。それでも、彼のためにも作業を続けています。復帰するその時に、万全の状態で迎えられるように準備しているんです」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。