今年からPramacで走るヨハン・ザルコは、Ducatiファクトリーで活躍したホルヘ・ロレンソのように、スムーズなライディングからDucatiに適応してスピードを発揮出来ると考えている。当初はデスモセディチに苦戦したロレンソは、バイクの強みを活かしながら走ることでデスモセディチで優勝出来るまでにバイクを手懐けたが、ザルコも同様の成長曲線を描けるはずだと語る。
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バイクとライディングスタイルが完璧にマッチしていない
ヨハン・ザルコ
「今後自分がDucatiで走ることを考えると、ロレンソのように成長できると感じています。ミラーも2019年の終わりから練習走行、そして決勝でもスピードを発揮しており、2020年もそういった走りを披露しました。」
「ですからレースの終わりにペースを維持することは可能なわけです。もちろんライディングスタイルを変更する必要もあるでしょうが、同時に自分のライディングスタイルについてはポジティブな部分も沢山あって、残したいと思う部分もあります。バイクとスタイルをいかにマッチさせるかが重要です。」
「ソフトタイヤを選択するとかそういった単純なことではなく、サスペンションのセットアップについて良い方法を見つけて、タイヤをいかにうまく使うか理解する必要があるでしょう。まだ、デスモセディチと自分のライディングスタイルが完璧に調和していないんですよ。」
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「とは言え、練習走行の中でも競争力を発揮していますから、良い組み合わせが見つかるまでの問題だと思います。ですから、こうした背景も含めて考えると、この先に関しても楽観視出来ますね。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of michelin)