前回は加速時のトラクションが足りないと語っていたバレンティーノ・ロッシだが、今回のテストでトラクションが改善したようで、ペースも改善したと語る。しかし他のヤマハとの差は大きく、さらなる改善が必要だ。
バレンティーノ・ロッシ「前回テストから加速時のトラクションが改善した」[adchord]

トップ選手と比較するとペースで劣っている

3日目13位 バレンティーノ・ロッシ/1’54.618

「13番手タイムは嬉しい結果ではありませんが、初回テストよりは改善出来ています。ペース、タイムアタック時のタイムも改善しています。しかしトップの選手と比較すると彼らのほうが良いペースで走行出来ています。」
バレンティーノ・ロッシ「前回テストから加速時のトラクションが改善した」
「今日は新しいシャーシやカウルなどを試していて、これらのNEWパーツには満足ですね。コーナーエントリーやコーナリング部分はライディングスタイルの変更に伴って改善していますが、加速におけるトラクションが改善しています。もしかすると初回テストはタイヤに問題があったのかもしれません。今日は楽しんで走行出来ましたよ。とは言えデータの確認が必要です。ミラー、クアルタラロ、ビニャーレスのペースは遥かに速いわけですから。」

昨年のバイクは特にシーズン後半に大きく苦戦していました。しかし昨年の冬はヤマハがしっかり作業してくれたようで、大きく改善を実感しています。こうして改善していることを感じられると、モチベーションの維持という意味でも良いですよね。

(Source: sepang racing team)

(Photo courtesy of sepang racing team)