7番手タイムのジョアン・ミルは、タイムはさほど気にせずにレースペースの改善に集中していると語る。レースペース自体が速くなければレースディスタンスでは勝てないし、そしてシーズンを通じて上位でレースを終えることが出来ないことがわかっているからこその発言だ。

2日間、リラックスして挑むことが出来る
3日目7位 ジョアン・ミル/1’54.078
「改善作業は必要ですが、バイクのフィーリングは悪くありませんし、これが重要なことです。ペースもいいですしね。これからまだ2日間ありますがリラックスした状態で挑むことが出来るでしょう。」
「2022年型エンジンについてもテストしていますが、よりパワーがあるように感じています。これは今まで不足していた部分ですから嬉しいですね。2022年に更に素晴らしいパッケージでシーズンに挑みたいと思います。」
「ヤマハライダー達、そしてジャックは1周のペースが非常に速いんです。しかしレースペースに関しては皆が接近しています。何よりも重要なのはレースペースですからね。明日は新しくなったホールショットデバイスをテストする予定ですが、他メーカーはこの分野で進んでいますよね。新しいデバイスで接近出来ればと思います。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of suzuki-racing)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。