今年のタイトル候補は?と聞かれて、「それが自分だったら最高」と答えたジョアン・ミル。昨年は他を圧倒する安定感を見せてくれたが、今年もまたクラス随一のバランス型バイクと評されるGSX-RRと共に頂点を目指す。[adchord]
この先やるべき作業は残っている
ジョアン・ミル
「再び戻って来れたことが嬉しいですね。昨シーズンは非常に良い形で終えることができました。昨年タイトル獲得を達成し夢のような1年でしたが、ここカタールでは皆がまた同じスタートラインに立っているわけです。」
「テストの内容は悪くありませんでしたが、まだやるべき作業は残っています。昨年はタイトルを獲得していますが、今年はさらに良いシーズンにしたいと考えています。昨年とバイクは同じですし、エンジンも変わりません。しかし昨年同様のコンスタントさを維持して戦っていきたいと思います。」
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「スズキはバランスの良いバイクですがカタールでは優勝していません。自分達の調子もバイクの調子も良いですが、Ducati、ヤマハが強いと思います。それにアレイシ・エスパルガロもスピードを発揮していますね。」
「昨年は多くのライダーが優勝していますからタイトル候補を挙げる事は難しいですが、コンスタントに成績を残したライダーは多くありません。自分自身がタイトル候補と考えられるようであれば嬉しいですね。」
「マルク・マルケスはストリートバイクでテストする様子を公開していましたから、彼がこの場にいないこと、開幕戦に参戦しない事はある意味驚きです。この2戦を欠場する事は彼にとってもマイナスであるはずです。」
「ポルトガルからの参戦だとしても、厳しいトラックですし、そこからチャンピオンシップを戦うのは容易ではないでしょう。しかし彼以上にMotoGPバイクを上手く操ることを知るライダーはいませんから、間違いなく復帰したタイミングで競争力を発揮してくるでしょう。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)