いつもどおりの週末にはならない
マルク・マルケス
「こうしてここに戻ってこれたことが本当に嬉しいです。リハビリ途中で回復を続けているところですが、骨自体は既に直っています。これが何よりも重要なことです。これからバイクに乗るのが楽しみですが、いつもどおりの週末にはならないでしょう。」
「この9カ月間は長かったですし、再びバイクに乗れるようになるか、腕が元の状態になるかわからない不安の中で過ごした時間でした。 しかし、周囲の人たちが支えてくれたのが大きかったですし、自分もバイクに再び乗るという明確な目標を持ってここまで来ました。」
「今は、MotoGPバイクに乗るということで緊張して心が落ち着きません。FP1を終えた後はもう少し普通の状態になっていると思いますが、とにかくスタートが待ちきれません。」
「この9ヶ月は本当に辛いものでした。最初の手術の後もそうですが、2度目の手術で明らかに状態として良い方向に進んでいないことは明らかでした。3回目の手術は病院に10日間滞在することになりましたし、 通常であればポジティブな方向に考えることが多いんですけどね。」
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「チームとは既にミーティングをしていて皆がモチベーションに溢れています。 今週末は目標を設定せずに、ひとまずバイクを楽しむことを優先したいと考えています。 優勝するかもしれませんし、最後尾になるかもしれません。とにかく今回はターゲットを定めずに挑みたいと考えています。腕の状態を確認すること、肩の状態を確認すること、身体の状態を確認する事が優先事項です。 週末を通じてどのような形で走行ができるかを見ていくことになるでしょう。」
「ポルティマオは難しいトラックでしょう。 弟からもフィジカル面でタフなサーキットだと聞いていますし、週末の天気は良くないので復帰後の走行がいきなり雨かもしれません。 いずれにせよ、天候にかかわらずライディングをすることが重要になります。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of michelin)