ドヴィツィオーゾ、アプリリアは2021年を通じてRS-GPの開発を行う
ドヴィツィオーゾとアプリリアは、ヘレスで行われた初回のテストに加え、ムジェロでもレインコンディションでのテストを行い、互いの理解を深めてきた。両者のコラボレーションはこれらのテストでより体系化され、結果的に2021年を通じてテストを継続していくこととなった。
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次回のテストは6月23日、24日にミサノで予定されており、ドヴィツィオーゾはアプリリアレーシングテストチームと共にテストに参加する。2021年シーズンにアプリリアはアレイシ・エスパルガロ、ロレンソ・サヴァドーリの2名でレースに挑んでおり、2020年よりも遥かに高い性能を発揮している。今シーズンはこれからドヴィツィオーゾの協力のもとさらにRS-GPの戦闘力が向上していくことが予想される。
アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「ムジェロではドライコンディションでテストが出来ませんでした。ヘレスで作業を共に開始したアプリリアが、今後もRS-GPの開発を一緒にやりたいと言ってくれたことは非常に嬉しいですね。自分にとっては2022年にMotoGPに復帰するために素晴らしいトレーニングになりますし、アプリリアは自分からの情報に価値を感じてくれているようですから、両者にとってベネフィットがあると言えるでしょう。」
ロマーノ・アルベシアーノ
「アプリリアのRS-GP開発プロジェクトは昨年大きな変革を遂げ、今年から開発に邁進できるようになりました。2021年のシーズン序盤は非常にポジティブな結果が得られており、昨年から明らかな改善が見られました。ドヴィツィオーゾと共同でプロジェクトを進めることが出来ることで、プロジェクトの成長を加速させ、強固なものと出来るチャンスです。」
「既に2回のテストで様々な問題点に触れていますが、これからドヴィツィオーゾと共に深く検討し、まだスタートしたばかりのプロジェクトを進めていきたいと思います。」
(Source: aprilia)
(Photo courtesy of aprilia)