ムジェロで1分45秒1というタイムを叩き出したファビオ・クアルタラロ。限界での走行で出したタイムだが、レースについては安定したタイムで走行出来る自信があるという。問題はフランセスコ・バグナイア、ヨハン・ザルコがグリッド上位にいることで、序盤に自分のペースでフロントに立つことが難しいとなると、Ducatiの強力なエンジンパワーに翻弄されるレースになりそうだ。[adchord]
本当に限界の走行だった
ファビオ・クアルタラロ
「今回は自分のキャリアの中で最高のラップだったと思います。1’45.187というタイムはほぼ完璧だと言えます。本当に限界での走行だったと思いますね。このポールポジションは昨日怪我を負ったジェイソンに捧げます。彼が早く回復することを願っています。明日に向けては素晴らしいペースがあります。ロングランは10周行っていますが、最終的にタイヤ自体は24周走行している状態で安定したペースでした。レースディスタンス以上の距離を走行していますからね。」
「明日はペッコ、ヨハン、リンス、ミゲルなどスピードがある選手が揃っています。いずれにしても良い形でレースが出来るだろうとは思っています。スターティングデバイスにはまだ慣れていませんが、最初のコーナーではフロントが下がった状態になっていますから、奇妙な感触でしょうね。さらに学習していきたいと思います。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of michelin)