レース2ではジョナサン・レイはDucatiのスコット・レディングと激しくバトルを展開。しかし15周目にスコット・レディングが転倒したことでレイは独走。チャズ・デイビスに約3秒の差をつけて優勝、これで 今季4勝目、FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)の優勝数を103回とした。
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序盤はタイヤに確信が持てなかった
ジョナサン・レイ
「簡単ではなかったものの、レース2は正直言って楽しかったですね。セクター4でリナルディと接触した時は転倒してもおかしくない状況でしたね。今回はグリッドの大半がSCXタイヤを履いていたので、難しいレースになると思っていましたが、SC0を選択しました。」
「SC0でも問題ないと思っていましたが、3、4周目ではしっかり確信は持てませんでした。トプラック・ラズガトリオグルとチャズ・デイビスとの差が広がらないので、彼らについていこうと走行していました。トプラック・ラズガトリオグルがロングラップペナルティーを受けたのは助かりました。彼を抜くのは至難の技ですから。その後スコット・レディングは安定したリズムで走行していて、少しずつ接近していったんです。」
「彼のスリップストリームについて走行することが出来たのは嬉しい驚きでした。ターン4では彼がしかけて来ているのがわかっていましたが、その後ピットボードを見ると彼の転倒がわかり、自分のペースを取り戻して走行することが出来ました。」[adchord]
「今回は路面温度が非常に高かったので、1分37秒台半ばのラップタイムをキープするのは大変でした。SC0は幅広いレンジで活躍してくれ、ピレリ(Pirelli)に感謝すると同時に、ウイークを通じて素晴らしい判断をしてくれたクルーにも感謝したいと思います。1回の表彰台、2回の優勝という結果を得た素晴らしい週末になりました。」
(Source: KRT)
(Photo courtesy of KRT)