Moto2クラスに参戦するレミー・ガードナーは、2022年シーズンからMotoGPクラスに転向し、Tech3 KTM Factory Racingでデビューすることが決まった。レミーは現時点でMoto2選手権でポイントリーダーであり、イタリアGPで優勝し勢いに乗っている。レミーはKTM GPアカデミーにおいて、Moto3に1年、Moto2に5年在籍し、そのポテンシャルを発揮してきた。
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レミー・ガードナーがTech3 KTMからMotoGPに参戦
レミー・ガードナー
「KTMがこの機会を与えてくれたことを非常に嬉しく思います。本当に夢のような話で、これまで努力してきたことが実を結びました。自分にとって信じられないようなチャンスで、RC16に乗るのが待ち遠しいです。信じてくれたKTMに感謝の気持ちを伝えたいです。今は、2021年を良い形で終えることに集中する必要があります。これからスタートするMotoGPへの挑戦をサポートしてくれたすべての人に感謝したいと思います。」
KTMモータースポーツ・ディレクター ピット・バイラー
「Moto2でのレミーの速さと能力は知っていましたし、その可能性を確認できたので、来シーズンからレミーをMotoGPに迎えることができて本当に嬉しいです。彼はMoto2でそのスピードと能力を発揮し、我々は、彼がまだまだ成長できると信じています。」
「レミーは典型的なレーサーで、非常に決断力があり、決してあきらめません。彼を見ているとワクワクしますし、次のステップで一緒に働けることを楽しみにしています。また、彼のMotoGPクラスへのステップアップは、KTM GPアカデミーが、最高峰クラスに参戦したいライダーに、適切な機会を与えることができることを示していると言えるでしょう。」
テック3 エルヴェ・ポンシャラル
「レミーを迎えることができて、とても誇らしく、嬉しく、彼の将来に自信を持っています。今回の決断は、レミーがMoto2世界選手権に100%集中するためにも、我々テック3 KTMファクトリーレーシングチームが2021年のシーズンに集中するためにも役立つと考えています。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)