今週末レミー・ガードナーは、ワイルドカードライダーとしてヤマハ・ファクトリー・レーシングチームから参戦する。以前もワールドスーパーバイク（WSBK）の多忙なスケジュールにもかかわらず、ガードナーは2024年ドイツGPとイギリスGPでヤマハYZR-M1を操り、経験を積んでおり、日本GPでのワイルドカード参戦に最適な選手と言える。
ガードナーにとってもてぎサーキットは馴染み深いサーキットで、彼は過去6回もてぎでレースを経験しており、2022年にはMotoGPクラスのレギュラーライダーとして、2016年から2019年までMoto2クラスで、2015年にはMoto3クラスで参戦している。
チームリーダー 関 和俊
「今回のワイルドカード参戦を非常に嬉しく思います。ヤマハのミッションは、バイクの開発を加速させ、再び勝利を取り戻すことです。このワイルドカードは、モンスターエナジーヤマハMotoGPライダーを支援するだけでなく、2025年にヤマハに加わる新しいチームやライダーをサポートするために、重要なデータ収集を目指しています。ガードナーは2024年型YZR-M1とチームに既に馴染んでおり、もてぎも経験豊富ですので、スムーズなパートナーシップが期待できます。」
レミー・ガードナー
「今週末のもてぎでのレースが楽しみです。とても面白いサーキットで、以前グランプリに参戦していた時も好きでした。日本のファンの前で日本のメーカーのバイクに乗るのは特別な経験です。しばらくYZR-M1に乗っていないので、ヤマハのバイク開発にできるだけ多くのデータを提供したいですね。最近のヤマハMotoGPチームの成績が向上しているのは励みになりますし、良い週末を過ごして全力を尽くしたいです。」
（Photo courtesy of yamaha）