ブラッド・ビンダー KTMと2024年まで複数年契約を締結
KTMファクトリーで活躍するブラッド・ビンダーはKTMと契約を更新。2024年末まで今後3年間、レッドブルKTMファクトリーレーシングチームの一員として活動する。現在25歳のブラッド・ビンダーはKTM GPアカデミーに所属。レッドブルMotoGPルーキーズカップに参加し、Red Bull KTM AjoチームでMoto3世界選手権に出場、Moto3とMoto2の両カテゴリーで15回のグランプリ優勝を達成している。
ブラッド・ビンダーは2020年にはKTM RC16でMotoGPクラスにデビュー、同年ファクトリーの最高峰クラスで初優勝を果たし、「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」のステータスを獲得している。先週末に開催されたイタリアGPでは、ムジェロでのFP3で最高速度362.4km/hを記録し、新たなマイルストーンを打ち立てている。
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ブラッド・ビンダー
「KTMとあと3シーズンの契約を結ぶことができて、とても嬉しいですね。これでKTMとの関係は10年になります。1つのメーカーとこれだけ長く付き合えるのは信じられないことで、常に良い関係を築いてきました。KTMと共に歩んできたことは大きな満足につながっており、長期間の契約が結べたことには特別な満足感があります。」
「KTMという会社から信念、そしてサポートがあるというのは素晴らしいことことですし、大変な名誉だと思います。ここから先は、さらに上を目指して自分自身を高めていくことに集中できます。トップから恐ろしく遠くにいるわけではありませんし、KTMと共に何か素晴らしいことができたら本当にうれしいですね。これから先の数年間、どんなことが起こるのか楽しみです。」
KTMモータースポーツ・ディレクター ピット・バイラー
「私はレーサーとしてのブラッドが大好きで、彼がチームやファクトリー、MotoGPクラスにもたらしてくれるものを愛しています、ですから、KTMにとって今回の契約更新は容易なものでした。また、彼はKTMに大きなコミットメントをしており、それはMotoGPにおけるKTMの進歩、そしてその可能性を約束していると言えます。」
「ブラッドが10年の間、我々と一緒にトップを目指してきたことは、両者にとって特別な物語です。彼とこれからも一緒にレースを続け、新たな目標を設定し続けられることを、私たちはとても誇りに思っています。」
KTMレースマネージャー マイク・レイトナー
「ブラッドがさらに3年間、我々に信頼を寄せてくれていることを、チームマネージャーとして嬉しく思います。彼は非常に強力なライダーであり、強力なクルーと強力なファクトリーが彼を支えています。お互いの夢や目標を達成するために一緒に頑張りたいですね。20224年まで両者のパートナーシップが続くのは素晴らしいことです。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)