ヤマハのトプラック・ラズガトリオグルにとってイギリス戦は最高の週末となった。レース1で13番グリッドからの追い上げで優勝すると、レース2では珍しいジョナサン・レイのミスもあって2勝を達成。これでジョナサン・レイを抑えてチャンピオンシップにおいて首位となった。[adchord]
今回は2勝出来たので最高
レース1優勝 トプラック・ラズガトリオグル
「この優勝は素晴らしかったですね。13番グリッドから2周目に1位になりました。過去こんなことが出来たのは17位スタートだったフランセ戦のみです。しかし今回はヤマハでのレースですからより重要でした。今日は前半良い調子ではなく、通常はウェットで苦戦するんです。自分自身でも雨だったらポイントを確保するに留めようと思っていました。」
「スタートでは全員がスリックを履いていたと思いますが、ドライラインが見えたのでチームのホームレースで結果を残すべく走りました。1コーナーでは5位、1周目の終わりには2位になり、今日は自分のレースになると確信しました。何度かプッシュする中で転倒しそうにもなりましたが、優勝出来ました。」
「2018年と2019年には、ここで2位になりました。でも優勝したかったんです。これでジョニーとの差はわずか15ポイントですが、シーズンはとても長いので、すべてのレースで良いポイントを獲得しなければなりません。今日はチームが素晴らしい仕事をしてくれたので、明日も全力で挑みます。明日は天候が重要で、もしかしたら雨が降るかもしれませんが、可能な限り最高のレースをしたいと思います。」
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SPRC6位 レース2優勝 トプラック・ラズガトリオグル
「今朝のスーパーポールレースはベストを尽くしましたが、インターミディエイトタイヤで6位に終わりました。第2レースはドライコンディションになることを期待していましたが、残念ながらトップに立つことはできませんでした。」
「毎周、優勝を目指してプッシュしていたので楽なレースではありませんでした。また、サーキットのグリップが昨日と異なっていて、3回もフロントを失いそうになりました。しかしジョニーが大きなミスをして転倒したため、その後はラップタイムをキープして、マシンを完走させることに集中しました。」
「2018年と2019年は2回、2位で表彰台に上がっているんですが、今年は2勝できましたので最高ですね。改めてヤマハとチームに感謝したいと思います。次回のアッセンは好きなコースですが、R1で走るのは初めてです。しかし良い走りが出来るでしょう。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of yamaha-racing)