ギャレット・ガーロフにとってFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で走るコースは、ほとんどが新しいサーキットだが、驚異の学習能力を発揮し、レース1で7位、SPRC(スーパーポールレース)で5位、レース2で2位と素晴らしい成績を収めた。次回のアッセンはフランコ・モルビデッリの代役としてMotoGPバイクで走行しているため、初日から良い形での走行が期待出来る。[adchord]
結果的に最高の週末になった
レース1 7位ギャレット・ガーロフ
「チームに素晴らしい結果を届けたかったんです。そして今日はなんとしても表彰台を獲得したいと思っていました。ですから表彰台を逃したのは本当に残念です。マシンの状態は素晴らしく、トプラック・ラズガトリオグルが証明したように、R1はこのコースで素晴らしい性能を発揮します。」
「トラックは様々なコンディションが混在している状況で、セクター1は路面が乾くのに時間がかかり、レース中は厄介な箇所でした。路面が乾いてからは走行が楽になったので、それまでは転倒せずに走行出来てよかったですね。」
「自分達にスピードがあるのはわかっているので、明日はミスを最小限に抑えていきたいと思います。このトラックは初めてですが、すぐに慣れました。週末を迎える前に学習を進めたことが役立ちましたし、新しいサーキットを学習するのは、ここ数週間で何度もやってますから、良かったですね。」
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SPRC 5位/レース2 2位ギャレット・ガーロフ
「GRTヤマハ・チームと一緒に表彰台に上ることができて、とてもうれしいです。彼らは懸命に作業してくれ、レースに対する深い情熱を持っています。なんとか彼らの働きに報いたいと思ってきましたのですが、今まで思うようにはいきませんでした。」
「昨日のレースはスタートで失敗したものの、3位まで挽回したところで表彰台を逃すことになりました。ですから今日は、少なくともスーパーポール・レースでは順位を維持できたことに満足していますし、マシンのフィーリングもとても良かったですね。」
「レース2では空が本当に暗く、雨が降ると思いました。しかし、結果的には最高の形になりましたね。まだまだポテンシャルはあると思いますし、トップとも近づいてきたと思います。次のアッセンはMotoGPバイクで走行はしていますが、スーパーバイクではまったく違う感覚になるでしょう。少なくとも、コースの作りは理解出来ているのがプラスです。」
(Source: yamaha-racing)
(Photo courtesy of yamaha-racing)