KRTのジョナサン・レイはレース1で2位、スーパーポールレースで1位を獲得、着実にポイントを稼いでいたが、レース2ではトプラック・ラズガトリオグルとのバトルの中で転倒。レースに復帰するも20位でレース2を終えている。今シーズン安定感を発揮してきたが、これでトプラック・ラズガトリオグルにチャンピオンシップ首位を明け渡す形となった。[adchord]
FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)イギリス戦 ジョナサン・レイ「これからは全てのチャンスを最大化したい」

レース2ではくだらないミスをしてしまった

レース1 2位 ジョナサン・レイ

「正直なところフロントに苦戦していました。昨日と比較するとセットアップ面でフィーリングが悪かったですね。これが雨のせいで路面のゴムが流されてしまった影響なのかわかりません。ただバイクを止めるのが難しく、加えてフルリーンでの旋回性が悪かったんです。」

「またレースの15分前まで天候が読めず、インターミディエイトを履くべきか、ドライセットアップで走るべきか悩んでいました。スタートは良かったんですが、ドライラインが残っていたので、このラインを使って誰かが接近してくるかもと思っていたんです。」

「案の定トプラックがオーバーテイクを仕掛けてきて、ハリウッドエリアで激しくリアを失いました。その後もトプラックを追うのを諦めたくなかったのでプッシュを続けましたが、何度か転倒しそうになってしまいましたね。」
FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)イギリス戦 ジョナサン・レイ「これからは全てのチャンスを最大化したい」[adchord]

SPRC優勝/レース2 20位 ジョナサン・レイ

「ビター・スイートというのが正しい1日でした。スーパーポールレースはミックスコンディションでしたので、グリッド上で非常にストレスが大きい状況でした。何名かはウェットタイヤを使用していましたが、正しいチョイスとしてはインターミディエイトもしくはスリックだったでしょう。レースがスタートするとしっかりとリードを築いて、最終的に2.5秒のリードを後続に対して作ることが出来ました。」

「レース2はバイクを少し変更しました。これはグリップに苦戦し、旋回性が悪化していたためです。朝のウォームアップではこれを改善出来ました。トプラックとのバトルの中で彼がミスをしたのでオーバーテイクを仕掛けました。リズムはあったので落ち着いて走行を続けました。」

「しかしCoppiceでワイドになってバンプに乗り上げてしまいました。そこでフロントの荷重が抜けて、再度着地した際にフロントを失ってしまいました。自分のミスに頭に来ていますが、昨日は戦う武器がないと感じていたので、それと比較するとフィーリングはポジティブですね。」

「今日は自分のレースになったはずですが、自分自身のくだらないミスをしてしまったんです。これからは全てのチャンスを最大化して行く必要がありますね。」

(Source: KRT)

(Photo courtesy of KRT)