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Ducati ダヴィデ・タルドッツィ「それぞれのライダーのライディングスタイルの違いが開発に役立っている」

Ducatiのダヴィデ・タルドッツィは2021年の前半戦を振り返って、ジャック・ミラーの2勝、それぞれのライダーの活躍について満足していると語った。また、特に4名のライダーのライディングスタイルの違いが、バイクの開発に関して大きな意味を持っていると語る。また、ドーハGPで3位表彰台を獲得しているホルヘ・マルティンについては、大きな期待をしていることを明らかにした。[adchord]ドイツGP6位 ジャック・ミラー「終盤にグリップが足りなかった」

前半戦は悪くない内容だった

ダヴィデ・タルドッツィ

「前半戦を終えて、3名のライダーがランキングで2位、3位、4位(※正確にはミラーは5位)であるというのは悪くない状況です。ジャックはすでに2勝していますし、良い形だと思います。しかし、ペッコの初優勝はまだです。いくつか惜しいところで優勝を逃すケースが何回かあったように思います。一方ジャックはタフなシーズンスタートでした。その中で彼は賢さを発揮し、ヘレスとフランスで2勝を達成しました。ですから前半戦に関しては満足いく結果だったと言えるでしょう。」

「今年最悪の結果だったレースはカタールとムジェロですが、通常はこの2戦は得意としているレースなんです。しかし今年は様々な状況もあってこうした結果になってしまいましたね。個人的にはエンジニア達の仕事の内容には満足しています。昨年はタイヤの理解に苦戦したので、冬の間にしっかりと作業をして、ライダー達に適切なパッケージを提供出来ました。」

「まだバイクの弱点部分に関して作業を続けていますが、後半戦もしっかり戦っていきます。非常に助かっているのは、ジャック、ペッコ、ヨハン、マルティンらのライディングスタイルが、それぞれに特徴的だということです。これはバイクの開発の面では大いに助かりますね。」[adchord]
「ホルヘ・マルティンはこのパドック内で最も才能ある選手の1人です。それもあって、彼をなんとかDucatiに乗せたかったんです。まだバイクの経験値は足りませんが、すでにその才能を示していると言えます。今シーズンが終わるまでに、もう一度表彰台を獲得出来るでしょう。」

(Source: Ducati)

(Photo courtesy of Ducati,Pramac)

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