LCRホンダのルチオ・チェッキネロは2021年シーズン前半戦について、アレックス、中上両名の結果を期待していたが、今のところ思っていたようなシーズンになってはいないと語る。両選手ともに昨年はスピードを発揮していただけに、シーズン後半戦も引き続きタイヤへのマシンの適合、セットアップやライディングの模索が続いていきそうだ。[adchord]
HRCからのNEWパーツと共に後半戦を戦っていきたい
ルチオ・チェッキネロ
「アレックス・マルケスについては結果が改善していくことを願っていました。しかし新しいライダーと作業を始める場合、ライダーとエンジニアの関係性を作り上げて進める必要がありますから、時間がかかるのはある意味仕方ありません。」
「そして、チームとしては彼に最高のバイクの提供する必要があります。 現時点ではパッケージの改善が必要な事は明らかです。アレックスのポテンシャルに疑いは持っていませんので、もう少し時間をかける必要があると言うことでしょう。」
「ご存知のようにホンダのバイクはフィジカルの強さを要求しますから、扱いが難しいのは仕方ありません。シーズン後半戦に関しては結果が上向くだろうとポジティブに考えています。中上 貴晶については いくつかのレースではトップテンに入るなど、そのポテンシャルを証明していると思います。」[adchord]
「表彰台を獲得できる可能性もありましたが 残念ながら実現はしていません。彼はバイクのことをよく理解していますから、すぐに表彰台が獲得できると思います。HRCからはテストすべき多くのパーツ提供されています。これらを活用してシーズン後半戦をしっかりと戦っていきたいですね。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of LCR, michelin)