スズキの佐原氏は前半戦のスズキのパフォーマンスを振り返って、両選手のパフォーマンスはスズキの実力を表していないと語る。いずれも予選のパフォーマンスが優れず、厳しいレースになってしまう展開が多かった。何らかの形で後半戦は予選の改善が求められる。[adchord][adchord]
色々と不運な状況があった
佐原 伸一
「レースの結果だけ見るとスズキの実力を表していないと思います。予選をはじめとして色々と不運な状況がありましたから。アレックス・リンスはフロントでの転倒が何度もありましたしね。」
「それに対してライバルはどんどん強くなっていき、スズキも改善していたものの、ライバルと比較して厳しい戦いが続きました。しかし、スズキのエンジニア達は懸命に作業を続けており、後半戦に改善出来るよう努力しているところです。」
「ジョアン・ミルはコンスタントに走行をしており、スピードも発揮しています。しかし予選では本来のスズキのパフォーマンスを発揮出来ていません。後半戦は予選の改善をすることが出来ればと思いますし、新しいアイテムの投入で彼のパフォーマンス改善に貢献出来ればと思います。」
「一方でアレックス・リンスはシーズンで4回転倒していますが、その転倒はフロントでの転倒によるものでした。ですから、彼はフロントで走行するパフォーマンスがあることを示しています。彼は後半戦に100%の戦力で挑むことが出来るだろうと思います。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of suzuki-racing)